観光 2023.12.27
ジンベエザメやマンタが目の前に!海の神秘を間近で体感「美ら海水族館」
ライター
三好 優実
https://note.com/yumi03
Photographer
小橋川 恵里奈
主に雑誌、広告、ポートレイトなどを撮影している。
年間約300万人が訪れる人気の水族館
年間約300万人(2019年以前の状況)もの人が訪れる沖縄美ら海水族館は、入館者数日本一の水族館。沖縄本島北部の本部町(もとぶちょう)にある「国営沖縄記念公園(海洋博公園)」の中にある施設です。那覇空港から車で2時間ほどの場所に位置しているにも関わらず、多くの観光客が旅の目的地として訪れるほど人気があります。
人気の秘訣は、何と言っても巨大な水槽の中をのびのびと泳ぐジンベエザメやマンタ。一番の目玉であるジンベエザメは2023年時点で飼育28年を迎えており、世界最長飼育記録を更新中なのだとか。水族館の外には、イルカショーが楽しめるオキちゃん劇場(2024年春頃まで改修作業のため閉鎖中)やウミガメ館などもあり、外エリアは全て入場無料!無料ゾーンのみで短時間遊ぶのもよし、有料ゾーンも含めて1日中満喫するもよし。楽しみ方が満載な沖縄美ら海水族館は、沖縄に訪れるなら一度は行きたい定番スポットです。
テーマが異なる4つのエリアで、海の魅力を存分に味わう
水族館内では、4つのテーマに沿ったエリアが展開されています。まず最初に出会えるのは「大海への誘い」エリア。水族館入り口の巨大なジンベエザメのモニュメントや、エメラルドグリーンに輝く海が望めるゲートなど、入館前から楽しく出迎えてくれます。入館したら「サンゴ礁への旅」エリアが始まります。沖縄のサンゴ礁を再現したこのエリアでは、大規模飼育されるサンゴや、その周辺に暮らす生き物を間近で観察できます。水槽の上部には屋根がないため、晴れた日には太陽の光が水面を煌めく幻想的な光景が楽しめますよ。
そしてメインエリアである「黒潮への旅」では、世界最大級のアクリルパネルごしに、ジンベエザメやマンタがダイナミックに遊泳する水族館の大目玉「黒潮の海(大水槽)」が!黒潮の海を水槽の上から観察できる「黒潮探検(水上観覧コース)」も人気です。予約は不要ですが観覧時間が決まっているため、事前にスケジュールに組み込んでおきましょう。最後のエリアは「深海への旅」。沖縄周辺の水深200m以深から採集された貴重な深海生物を、個水槽で見ることができます。未だ謎に包まれた深海の世界をお楽しみください。
タイムスケジュールに沿って楽しめるプログラムも豊富
館内ではタイムスケジュールに沿って、ナンヨウマンタやジンベエザメの給餌など、様々なプログラムが実施されています。中でも見逃せないのは、迫力満点のジンベエザメの給餌とオキちゃん劇場でのイルカショー。(※オキちゃん劇場は水族館外にあります。2024年春頃まで修繕工事の為閉鎖。修繕工事の期間中はイルカラグーンでショーを開催。)公式サイトにタイムスケジュールが掲載されているので、見逃さないようスケジュールに合わせて訪れてくださいね。
また、2階の「美ら海シアター」内にある観覧窓からは「黒潮の海」水槽の中層を見ることができ、1F水槽正面とはちがった角度からジンベエザメやマンタを眺める事ができます。
ウミガメ館や遊び場など、無料エリアも充実!
水族館内だけでなく、水族館のある海洋博公園内には無料で楽しめるエリアも満載!沖縄の海の神秘について分かりやすく解説する「美ら海プラザ(総合休憩所)」や、イルカと飼育員の息ぴったりなショーが楽しめる「オキちゃん劇場」、マナティーやウミガメが間近で見られる施設や日本最大級のネット遊具を持つ「ちびっことりで」など、子どもから大人まで幅広く楽しめるスポットが盛りだくさんです。北部に宿泊するなら、2日続けて足を運んでも楽しめそう。沖縄旅行をするならぜひ一度は沖縄美ら海水族館で、迫力満点な海の生き物を見てくださいね。
INFORMATION
※繁忙期はHPを確認してください。
小・中学生710円、6歳未満無料