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観光・体験 2023.12.12

亜熱帯の森で、心育む自然体験「ビオスの丘」

ライター

三好 優実

香川県出身のWEB編集者、ライター。時々広報。2014年より沖縄に移住(できれば一生住みたい)。本『香川県あるある』著者。
https://note.com/yumi03

Photographer

小橋川 恵里奈

沖縄県出身のカメラマン。2006年に東京へ上京し田川友彦氏に師事、2008年に独立。
主に雑誌、広告、ポートレイトなどを撮影している。

沖縄が育んだ壮大な自然を体感する

年間を通じて気温が温かく、亜熱帯気候である沖縄。ビオスの丘は、沖縄が持つ気候で育まれた自然を見て楽しみ、遊び、学べるスポットです。亜熱帯で育った巨大な植物や、温暖な気候だけで育つ珍しい花、時間をかけて育まれたマングローブからは、圧倒的な生命力を感じます。感動的で壮大な木々と出会いながら、子どもを伸び伸びと遊ばせたり、自然の成り立ちを学ぶ、ここでしかできない体験をお楽しみください。

まるで楽園のような壮大な場所

沖縄でも屈指の自然を誇るうるま市石川で、約7万5千坪の広大な敷地面積を誇るビオスの丘。敷地内には巨大なシダが生い茂り、広々とした川に船が悠々と遊覧し、自然のままのランが咲き誇る、まるで楽園のような場所です。数年に一度しか咲かない世界最大級の「グラモトフィラム・スペシオサム」や、野生のものは絶滅したと言われる「リュウキュウアセビ」、お菓子のように甘い香りがする「シャリーベイビー」など、貴重な花との出会いもあります。

巨大なシダの木に覆われた園内にいると、まるでどこかの森に迷い込んだ気分に。沖縄の気候と長い時を経て育まれた植栽ひとつひとつの壮大さに、圧倒されます。

自然で遊び、学べる機会にも

見て楽しむだけでなく、学び、体験できるのもビオスの丘の魅力。例えばマングローブ林に囲まれる川では、湖畔に生息する亜熱帯特有の植物やラン、小動物について知識豊富な船頭さんがガイドするジャングルクルーズが実施され、楽しい話を聞きながら自然に耳を澄ませることができます。水牛のゆったりした歩みに揺られながら園内を散策できる水牛車体験や、自分たちのペースで湖を楽しむカヌー体験、高さ5メートルの特大ブランコなど、ここでしかできない体験が盛りだくさん!

丸太で作った巨大ジャングルジムを有する手作り感満載のアスレチックや、小さな子どもも楽しめる木製のおもちゃなど、幅広い年齢の子どもの遊びが充実しているので、子ども連れでも安心して満喫できます。

沖縄の文化に触れる体験も

自然の原体験だけでなく、沖縄に来たからにはこの地の文化にもぜひ触れてみてください。ビオスの丘では、昔から沖縄で家畜として親しまれた動物たちとのふれあいも。アスレチックの近くに、ヤギと豚のいる動物ゾーンがあり、ヤギを散歩させることができるほか、無人売店で購入したエサをヤギやニワトリにあげることもできます。 

お腹が減ったら、敷地内にある「おもろ茶屋」で食事を。沖縄そばやタコライスなど、沖縄の料理が味わえます。県民からも人気のブルーシールアイスも食べられるので、園内を歩き回った後のおやつタイムにもぴったり。琉球王朝時代から伝えられた琉球衣装のコスプレと写真撮影が楽しめるスポットもあり、植物に囲まれて王様、お姫様気分が味わえますよ。

ライターいちおしはジャングルクルーズ

自然と珍しい動植物で溢れる園内は、歩いているだけで清々しい気分になれますが、エンターテイメントとして絶対に体験して欲しいのが湖水鑑賞舟(こすいかんしょうせん)のジャングルクルーズ!知識豊富なガイドさんが面白おかしくガイドしてくれるため、この場所を、そして沖縄をもっと好きになれること間違いなし。舟に乗る乗客との間にも和気あいあいとした空気が流れ、自然と乗客、船頭さんの一体感がますますビオスの丘を巡るひとときを思い出深いものへと彩ってくれますよ。

INFORMATION

施設名・場所名
ビオスの丘
住所
沖縄県うるま市石川嘉手苅 961-30GoogleMap
営業時間
9:00〜17:30(最終受付16:15)
料金
大人2200円、小人(4歳~小学生)1100円(すべて湖水鑑賞舟付き)
Wi-Fi
なし
多言語対応スタッフ
なし
多言語表示
英語、中国語(簡体字 、繁体字)、韓国語