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観光 2023.12.12

沖縄の天然美を堪能!絶景ドライブスポット「ニライカナイ橋」

ライター

三好 優実

香川県出身のWEB編集者、ライター。時々広報。2014年より沖縄に移住(できれば一生住みたい)。本『香川県あるある』著者。
https://note.com/yumi03

Photographer

小橋川 恵里奈

沖縄県出身のカメラマン。2006年に東京へ上京し田川友彦氏に師事、2008年に独立。
主に雑誌、広告、ポートレイトなどを撮影している。

自然に抱かれながら爽快ドライブ

ニライカナイ橋とは、沖縄県南城市の県道にかかる橋。「ニライ橋」と「カナイ橋」が合わさってニライカナイ橋と呼ばれています。どこまでも広がる青い海と空、悠々と生い茂る木々を横目にドライブするひとときは贅沢そのもの!沖縄の壮大な自然に包み込まれるようなドライブをお楽しみください。

海の向こうの理想郷を目指して

合計で1200mあるニライカナイ橋は、大きなU字のカーブを境として、山側が「ニライ橋」、海側が「カナイ橋」に分かれています。景色を目で味わいながら、空を舞うようなドライブを楽しむことができる場所です。

「ニライカナイ」という名称は、海の向こうにある理想郷という意味。橋から見える海に浮かぶ久高島は、琉球の創生神アマミキヨが点から降臨した地と言われており、通称「神の島」と呼ばれています。そんな神の島へ続く架け橋として、ニライカナイ橋という空間があるのです。

自然美でありながら幻想的な景色は理想郷という名にふさわしく、中でもトンネルを抜けた瞬間の目の前に一斉に飛び込んでくる空と海の美しさは、目を見張るものがあります。トンネルを抜けたら、ぜひ窓を全開にして心地よい風を浴びてください。

展望台でのんびり絶景を眺める

橋にかかるトンネルの上には展望台があり、トンネルをくぐる手前に展望台へと続く道があります。ドライブでは車を止めて景色をゆっくり見ることができないため、絶景をより堪能したり、写真を撮影したい方は展望台でのんびりしてから橋を渡るのがおすすめです。

なお、展望台付近はバリケードがあるため、入り口付近で路上駐車しましょう。歩いて2分程度、階段や大きな段差はないため、車椅子やベビーカーでも行くことができます。

他のスポットとあわせて行くのがおすすめ!

ニライカナイ橋は、南城市に行く際には必ず訪れて欲しいほど感動的な絶景スポットですが、観光客用のショップやアクティビティがあるわけではないため、ここだけを目的にするのはあまりおすすめしません。とはいえ、橋から少し車を走らせると素敵なスポットが盛りだくさん!

例えばニライカナイ橋を下って約5分のところには知念岬公園があり、絶景やマリンアクティビティを楽しむことができます。知念岬公園すぐの場所にある滞在型交流センターがんじゅう駅・南城や南城市地域物産館ではショッピングを満喫でき、さらに5分車を走らせると日本初の情景式美術館・南城美術館で美しいアートを鑑賞することができます。ぜひ計画的に観光し、南城市の魅力を余すことなく味わってくださいね。

昔ながらの風情残る家々を眺めながら

橋を下った後は、自然美が織りなす景色に混じり、昔ながらの沖縄の風情が垣間見えます。赤瓦や白瓦屋根の家々に、そこで暮らす人が育てる草木や花。自転車を漕ぐ人や、散歩をするおじいさんおばあさん。絶景に感動した後は、沖縄らしさを大切に守りながら暮らす人々の暮らしぶりも眺めながら、この地の美しさを感じてみてください。

INFORMATION

施設名・場所名
ニライカナイ橋、ニライカナイ橋展望台
住所
沖縄県南城市知念吉富GoogleMap