観光・食べる・買う 2023.12.19
「古宇利オーシャンタワー」360度海に囲まれた絶景タワーで上質なひとときを
ライター
三好 優実
https://note.com/yumi03
Photographer
小橋川 恵里奈
主に雑誌、広告、ポートレイトなどを撮影している。
古宇利島のシンボル的存在、古宇利オーシャンタワー
沖縄県北部から、絶景ドライブスポットで知られる古宇利大橋を渡ると到着する古宇利島。CMのロケ地にも使われたハート形の岩「ハートロック」の存在や、アダムとイブ伝説が残ることから、別名「恋の島」とも呼ばれています。
そんなロマンチックな島のシンボルである「古宇利オーシャンタワー」は、古宇利島の海や橋をパノラマで見渡せる絶景スポットであり、ショップやレストランが併設される商業施設でもあります。古宇利島の空と海の美しさに包まれながら、景色やグルメ、ショッピングをお楽しみください。
オーシャンタワーからの展望
オーシャンタワーは海抜82mの高さを誇る白亜の展望塔。古宇利島の青々とした海を一望でき、その上に架かる古宇利島大橋も眺められる絶好のロケーションを誇ります。オーシャンタワーまでは駐車場に車を停め、自動カートでゆっくりと移動します。ハイビスカスが咲く南国らしい景色を眺め、海風を感じながら移動する時間も楽しみのひとつ。カート内では島の歴史や観光スポットを紹介する音声ガイダンスが流れ、じわじわと気分が盛り上がっていくのを感じます。
タワーは5階建てとなっており、1階に古宇利島の歴史が展示される古宇利島資料館と貝の世界を学べるシェルミュージアム、2~3階に屋内展望フロア、屋上にオーシャンデッキがあります。おすすめは、資料館で古宇利島を学んだ後に、オーシャンデッキで景色を眺めるルート。古宇利島を知ってから景色を眺めると、より古宇利島の魅力を知ることができますよ。絶景が待ちきれない!という方はもちろん真っ先に屋上へ上りましょう。
シェルミュージアムで神秘的な「貝」の世界を
1階の資料館に隣接するシェルミュージアムでは、世界各国から集めた1万点以上の貝が展示されています。様々な色形をした貝を光や色を駆使してディスプレイすることで、ミュージアム全体が幻想的な空間に。ひとつの空間に集められた世界中の貝たちからは、世界の海の音が聞こえてきそう。館内に併設されるシェルショップでは、貝で作られたアクセサリーや食器、シェルランプの購入も可能。カップルや夫婦で記念アイテムを購入するのもおすすめですよ。
他にも、パネルによる生態系の解説、親子で楽しめるワークシートやデジタルアクアリウム「いきもの図鑑」などもあるので、子ども連れでも楽しめます。館内は撮影も自由。沖縄で魔除けとして有名な貝や、生きている化石と呼ばれ新車クラスの高値がつく貝も。恋の島だけあって、ハート形の貝もあるので、ぜひ探してみてくださいね。
ショッピングやグルメも充実
1階のショップでは、沖縄や古宇利島のお土産品の購入はもちろん、島の農家さんから直接仕入れた島かぼちゃを使ったオリジナルスイーツの販売も。ガラス越しにお菓子工場を見学でき、甘い香りが漂う幸せな空間です。島かぼちゃのカボニー(洋風まんじゅう)やロールケーキ、恋の島のお土産にぴったりなハート形のクッキーなど、ここでしか買えないスイーツをぜひ購入してくださいね。
ひととおり巡ってお腹が減ったら、食事を。施設内には絶景を眺めながら食事を楽しめるレストランがあります。レストラン「オーシャンブルー」は、古宇利大橋と古宇利ブルーの海を眺められる絶景レストラン。おすすめは500度の窯で焼き上げた本格ナポリピッツァです。また高さ45cmのタワードリンクは写真映えまちがいなし。海を眺めながらお食事をお楽しみ下さい。団体様専用レストラン「アイランドブルー」では、客席すべてオーシャンビューという贅沢な空間で、あぐー豚をはじめとした沖縄の食材をふんだんに使った特撰プレミアムランチメニューが味わえます。
1日を通して古宇利島の景色と、特産物、グルメを満喫できる古宇利オーシャンタワーで、素敵な思い出を作ってはいかがでしょう。
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