観光・体験 2023.12.03

こどもから大人まで楽しめる人気のZoo & Museam

ライター

木内清佳

東京都出身。沖縄の音楽と海に魅せられ、気付けば沖縄在住20年以上。ダイビングインストラクターを経て、現在は保育施設を複数経営。心も身体もたくましい「野生児」のような子ども達の育成を目指し、子どもたちに沖縄の海の楽しさを伝える仕事に従事している。

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いざ探検に出発だ！

沖縄こどもの国は沖縄県中部に位置する沖縄市にあります。動物園を中心とした3つの施設があり、動物園では約150種1000個体の動物を飼育しています。広大な敷地はまるでテーマパークにいるよう！！『里山の迷宮』『ハンターの住む秘境』などワクワク・ドキドキするような多数のエリアに分かれています。マップを見るだけで、これからジャングルへ探検にでかける気分になれるのです。

「星空観察会」や「夜の動物園」、「ハロウィン」や「クリスマス」など一年を通してにさまざまな楽しいイベントも随時行っているので、ホームページのイベント情報をチェックしてから行くのもオススメです♪

魅力はなんといってもそのこだわりの展示方法に！

沖縄こどもの国の最大の魅力はその展示方法にあります。
近年、園内のリニューアル化が進み、飼育スペースも生息している自然環境を再現するような工夫がされているだけではなく、その飼育スペースを様々な角度から見ることができるようになっているのです！
同じ目線からの観察だけではなく、上から見下ろしたり、下から覗いたりできたりと様々な角度から観察ができます。平坦な檻ではないので、動物がどこに隠れているのかを発見する楽しみもあります。

世界中で沖縄にしかいない希少動物に出逢える

沖縄こどもの国では「琉球弧」の動物や自然・文化などをたくさんの人に知ってもらいたいと、その飼育にも力を入れています。

「琉球弧」とは九州の南端から台湾に至るまでの約1200kmの距離を連なる100以上の弧状列島をさします。かつて中国大陸から九州まで陸続きだった状態から、長い歴史をかけて何度も大陸が沈んだりくっついたりを繰り返していくなかで、ここ琉球列島に取り残された希少な動物たちがたくさんいます。

そんな沖縄でしか出会えない琉球イノシシや島ヒージャー(島ヤギ)、琉球ヤマガメ、天然記念物の与那国馬など、希少動物や在来家畜も数多く展示されています。動物園なんて自分の地元にもあるからわざわざ行かなくても！と思ったあなたはもったいない！

沖縄に来たからこそ出会える動物が会いに来てくれるのを待っています♪

たくさん歩いたら、ホッとひと息カフェタイム

沖縄こどもの国の敷地はとにかく広い！動物園のエリアだけではなく、中央には釣りやボートに乗れる大きな池、汽車やメリーゴーランドのある「ライドパーク」エリア、またさまざまなおもしろい科学体験ができる「ワンダーミュージアム」なども併設され、丸一日楽しめます。園内には軽食が食べられるスポットや、カフェコーナー、お土産屋さんなどもあります。

たくさん歩いたらちょっと一息ついて、カフェタイムはいかがでしょう♪